老いについての対談

数年前の婦人公論での対談の中

上坂冬子さん:

たとえば外国旅行に行ったりすると、
その土地の記念になるものを
買い集めたんですよ。
もし寝たきりになったら眺めて楽しもう、
過ぎた日々を思い出すよすがになるだろうって。
ところが今見ると、
「これ、どこで買ったかしら」と
さっぱり思い出せない。
そういうふうに、若いときって
全然ピントはずれのことを用意しちゃうの。
お金もいくらあればいいだろうと
考えたりしたけど、
トシをとるとお金に対する執着心は
全然なくなるし。
結局、楽しいことは何かと考えると、
一つか二つしかなくて、
それはお金でも何でもないんですよ。



ちょっと、笑えた〜
そんなもんなんだな。
老後の楽しみを考えたり、不安になったりするより
今が大事だ!
今を一生懸命!